発達障害の診断がおりたら、療育を検討しますよね。
未就学児さんであれば、児童発達支援事業所(通称:児発)を利用することが多いです。
うさぎ児発ってどんな場所?



どうやって探せばいいんだろう…?



うちの子に合う事業所の選び方って?
そんな、誰しもがぶつかる疑問に回答していきます!
児童発達支援事業所ってどんな場所?
児童発達支援事業所という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
児童発達支援事業所(以下:児発)とは、
- 児童福祉法に基づく福祉サービス
- 主に未就学児(0~6歳)の、発達に課題や支援が必要な子どもが対象
- 日常生活の基本動作や、集団生活への適応力を育てることが目的
- 市区町村が発行する「受給者証」が必要
つまり、遊びや療育的なプログラムを通して、言語・運動・社会性の発達を伸ばしていく場所です。



訓練みたいな場所なの…?
私も初めは、「できないことをできるようにする場所」「できるように練習(訓練)する場所」だと勘違いしていました。
でも実際は、先生と一緒に遊んだり、プログラム活動をする中で自然と力が身についていくようなイメージです。
傍から見ると「遊んでいるだけ」に見えるものが多いです。本人も遊んでいるだけと感じていると思います(多分)。
ただ、活動にはしっかりと「ねらい」が定められているので、長期的みると発達にいい影響があるのでご心配なく!
児童発達支援事業所の探し方
ではさっそく、児発の探し方をお伝えします。



全部で5STEP!
この通り進めていこう♪
STEP1 お住まいの地域の児発リストを入手しよう
初めに、お住まいの地域の児発リストを入手しましょう。
一番かんたんな方法は、「〇〇市 児童発達支援事業所」とWeb検索をかけることです。
例えば、神戸市にお住まいの方の場合、「神戸市 児童発達支援事業所」と検索するとトップにこんなページがヒットします。


おおよその地域で、児発の一覧がヒットするはずです。
(神戸市は丁寧に児発ごとの詳細もセットになっていました!すごい!!)
もし、一覧がヒットしない場合は役所に問い合わせると一覧表をもらえる可能性があります。
また、妊娠・出産時に貰う冊子に一覧が載っていることもあります。



リストはプリントアウトしておくと今後の作業が楽だよ!
STEP2 リストを見ながらスクリーニングしよう
次に、リストを見ながら施設のスクリーニングを行います。
地域によりますが、10箇所以上の事業所がヒットするはずです。
多いところは30箇所以上も!?
まずは、通える範囲以外の事業所をカットしていきます。
- 自家用車で送迎できる
- 自転車で送迎できる
- 徒歩で送迎する
- 事業所の送迎サービスを利用する(児発は少なめ)
ご家庭によって、通える範囲の事業所は異なります。



わが家は車・自転車がなかったので、徒歩圏内で探しました!
リストに住所が記載されているので、マップで場所を調べて送迎できる場所かを検討します。
送迎不可の事業所は、一旦思い切ってリストから外しましょう。
送迎可能エリアの事業所のみに絞るだけでも、結構数が減ったのではないでしょうか?
STEP3 各事業所の特徴を調べよう
通える範囲の事業所を抽出できたら、ひとつずつ施設の特徴を調べます。
HPのURLがリストに記載されているので、確認していきます。
(URLがない場合は、施設名を手作業で検索すればOKです。)
ひとえに児発と言っても、事業所によって活動内容の色はさまざま。
- 小集団(5名前後)で活動をする
- 個別で活動をする
- 母子通園型(少なめ)
というように、人数や形態の違いや、
- 療育的な活動プログラム多め(手先を使うプログラム等)
- 運動特化(体操・トランポリン・平均台等)
- 音楽や絵画特化
- 遊び中心の預かり型
など、活動内容も大きく異なります。
それぞれの特徴を、リストに記載していきましょう。
STEP4 身につけさせたいスキルを考えよう
次にすることは、お子さんの現状把握です。
- 現在の本人の困りごとは何か?
- 親が困っていることは何か?
- お子さんの興味があることは何か?
- 発達検査の結果から、苦手としていることは何か?
これら、思いつく限り紙に書き出してみましょう。
長期的にみて、どんな力をつけてあげたいかを考えます。
例えば…
- 微細運動が苦手→粗大運動で土台を固めたい→運動特化
- お友だちに手が出てしまう→対人関係のスキルUP→小集団活動やSST(ソーシャルスキルトレーニング)
- なにが苦手か分からない→1対1で困りごとを観察&ケアしてほしい→個別療育
のように、お子さんのビフォーアフターを意識すると考えやすいです。
当たり前ですが、困り感に対する正しい環境設定や療育プログラムを実施しなければ伸びません。
いまのわが子に合う施設はどこかを考え、さらに事業所の候補を絞りましょう。
ここまでできたら、上記のステップを考慮しながら「通わせたい事業所BEST3」を選出します!
余談ですが、小学生になると児発から放課後等デイサービス(通称:放デイ)に切り替わります。
放デイも空きがない施設がほとんどなので、児発と放デイ一体型の事業所を選ぶと、今後も安心ですよ!



いっくんも、3歳から今でもお世話になっている事業所があるよ!
STEP5 施設に問い合わせをしよう
通わせたい事業所BEST3が選出できたら、上位から順に施設に問い合わせをしましょう。
リストに記載されている番号へ電話をかけます。



電話かけるの苦手〜!
いきなりだと、なんと言えばいいか迷うと思うので例を出しておきますね。
📞「現在◯歳の自閉症の子がいます。療育を検討しているのですが、空きはありますでしょうか?」
こんな感じの旨が伝わればOKです。
基本的に、児発は空きがないと思っておいてください。
空きがない=誰かが卒業するまで入所できない=通えない、なんです。
空きがあれば、面談や施設見学を案内してもらえます。
その場合は施設の方の案内に従って手続きを進めましょう!おつかれさまでした♪
もし空きがない場合は、キャンセル待ちができるかどうかを確認しましょう。
希望上位の施設ほど、キャンセル待ち申請はしておくべきです。
キャンセルは1年以上待つことが多いです。
年度の切り替わり以外は滅多に空きがでないからです…
キャンセル待ちだけして、次の候補に電話をかけましょう。
この5STEPを空きがある事業所が見つかるまで繰り返し行います。



心折れそう〜



問い合わせが一番大変!
頑張ろう!!
探し方まとめ
- お住まいの地域の児発リストを入手しよう
- リストを見ながらスクリーニングしよう
- 各事業所の特徴を調べよう
- 身につけさせたいスキルを考えよう
- 施設に問い合わせをしよう
以上が、児発を探す5STEPです。
正直、希望BEST3で決定できたら奇跡…!なんせ空きがないのです…
もし、なかなか決まらない場合は
- 送迎範囲を拡大してみる
- 隣の市の児発に通えないか見てみる(HPに記載あり)
- 支援相談員さんに空きがある施設を聞いてみる
- 新設の事業所を探す
など、してみましょう。
オンラインコミュニティ内で相談してもらってもOKですよ♪
注意点
最後に、注意点をお伝えします。
1.通所受給者証を取得しよう
児発に通うには、「通所受給者証(通称:受給者証)」が必要になります。
受給者証の申請にも、約1~2か月時間を要するので、児発選びと並行で行いましょう。
2.こんな事業所は要注意!
やっと事業所が決まった〜!という場合でも、こんなところは要注意!
- 施設内の整理整頓ができていない
- 先生同士、親と先生の報連相が成立していない
- 虐待を疑う行為がある
- 個人情報の取り扱いが煩雑
- 信用を失うできごとがあった
- お子さんが極端に行き渋る
このような場合は、たとえ空きがあって通えたとしても変えるのがベターです。
まずは通えるところに通うのはOK!
ですが、本当にわが子に合っているか?信頼できる事業所なのか?は常に意識しておきましょう。
お子さんの成長過程に伴って合わなくなることもあります。
その際は、別の事業所を検討するタイミングです。
まとめ
いかがでしたか?
児発の契約は、事業所選びに労力がかかることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
児発は空きがないことが多いため、療育に通わせたい場合はなるべく早く行動するのが吉です。
タイミングによっては、新設の施設以外全滅の場合も…
卒業生が確定し、次年度の利用者が決定する秋から2月頃にかけてが決まりやすいです。
ひとまず通える場所を確保しておき、希望上位の事業所に空きがあれば乗り換えるのがおすすめです!
分からないことがあれば、いつでもお気軽にコミュニティの質問チャットで聞いてくださいね!



良き事業所にご縁がありますように…!


